コラム

電話対応で滑舌をよくする方法!トレーニングで改善?

電話対応でスムーズなやり取りを行うために必要な要素のひとつが「滑舌」です。滑舌が悪いと、話中に噛んでしまったり相手に内容が伝わりにくい懸念点も生じてしまいます。滑舌は個人差があるため、すぐに劇的な改善をすることは難しい場合もあるでしょう。

しかし意識を変えることで、滑舌が改善する場合もあるはずです。今回は「滑舌」をよくするための方法を中心にご紹介していきます。

滑舌が良くないことに悩んでいる方や電話対応時の滑舌が気になる方は是非チェックして実践してみてください。

滑舌が悪い人にとって電話は苦痛

聞きとりやすい声とそうではない声を分ける要素に「滑舌」があります。滑舌がいい話し方は、聞き取りやすい声というだけで、相手に信頼を抱かれやすいものです。しかし滑舌が悪いと自覚している人にとって、電話は苦痛でしょう。

一度噛んでしまったり、どもってしまうと余計に緊張してしまい、話しにくくなります。ちゃんと話さなければという気持ちは、自分にプレッシャーをかけることになりますから、電話はなるだけしたくないという方もいるはずです。

滑舌が悪い人が言いにくい発音

滑舌のいい声とは、一音一音が明瞭で聞き取りやすい声をさします。アナウンサーの声をイメージすると分かりやすいでしょう。一方滑舌の悪い人は、舌の動きが滑らかでなく、舌足らずな話し方をしています。しかし全ての音が舌足らずというわけではなく、特定の発音がしにくいのです。

言いにくい発音①サ行

滑舌が悪い人にとって苦手な発音のひとつが「サ行」です。サ行が上手く発音できない人は「シャ行」になりがちですが、この原因は、サ行の発音の仕組みにあります。

  1. 上下の歯を近づける
  2. 歯と歯の隙間から息を一瞬吐く
  3. 口を開くタイミングで音を出す

この「2.歯と歯の隙間から息を一瞬吐く」の息が上手くはけていないと「シャシィシュシェショ」のシャ行になってしまうのです。

言いにくい発音②タ行

滑舌が悪いと感じている人のなかには、タ行が苦手という方も多くいます。なぜタ行が苦手な人が多いかといえば、タ行の音が2つに分かれていることが原因ではないでしょうか

  1. タテト(t):破裂音
  2. チ(chi)ツ(tsu):破擦音

1.の音が苦手な人は、発音するときに舌を押し付ける力が弱い可能性があります。また2.の音が苦手な人は、サ行の発音が苦手な人と同じく、息を吐くタイミングがズレているのでしょう。口を開けると同時に、音を出すよう意識してみてください。

言いにくい発音③イ段

誤った発音をしがちなのが「イ段」です。その場合イ段にあてはまる「イキシチニヒミリ」全てが苦手という可能性があります。たとえば、サ行の中でシだけが苦手という方は子音のsに問題があるわけではありません。母音のiの発音に問題があるのです。

イ段の音は舌の中央を使いますが、イ段が苦手な人は、舌の左右どちらかで発音している、もしくは必要以上に口を横に広げているのかもしれません。

滑舌が悪い人の原因はコレ

滑舌とは舌や口が滑らかに動くことを指します。滑舌が悪い人は声がいくら大きくても相手に思うように伝わりません。では滑舌が悪い原因はどこにあるのでしょうか。

唇や舌の動きが少ない

唇や舌などの口全体の動きが小さい場合、曇ったような声や舌足らずな発音に聞こえてしまいます。「生麦生米生卵」という早口言葉が苦手な方は、これに当てはまります。

口角が上がっていない

「東京特許許可局」が苦手という方は、口角がしっかりと上がっていない可能性があります。口角が上がっていないと、音がこもりやすく聞き取りにくくなってしまいます。

母音を正しく発音できない

「お綾や綾にお謝り、お綾や親にお謝りとお言い」という早口言葉が苦手なら、母音の発音が正しくないのかもしれません。母音の発音を直すだけで、他の段落の滑舌も良くなりますから、母音をハッキリ話せるようトレーニングしましょう。

舌の筋力が弱い

どの発音をしてもハッキリ話せている自信がないという方は、舌の筋力が低下している可能性があります。普段通り口を閉じているとき、舌の位置はどこにありますか?もし上アゴに舌先がついていおらず、下の歯の裏にくっついている場合は、低位舌(ていいぜつ)かもしれません。

低位舌(ていいぜつ)は、舌の筋力が衰えてしまうことで、舌が垂れ下がった状態です。まずは、正しい舌の位置をキープするところからトレーニングしてみましょう。

滑舌を良くするトレーニング

滑舌が悪い原因が分かったら滑舌を良くするトレーニングをしてみましょう。アナウンサーや声優の方も取り入れている練習ですので、ぜひ挑戦してみてください。

早口言葉

早口言葉は、発音トレーニングとして効果的です。早口言葉で苦手な部分は、そのまま滑舌の悪い部分に結びつきます。始めから早口で発音すると、間違った口の動かし方のクセがついてしまいますから、まずはゆっくり発音して、次第に早く発音するのがポイントです。

舌の筋トレをする

実は舌の筋肉は約20個ほどで作られている複雑な部位です。そのため舌をまんべんなくトレーニングすることが大切と言えます。

そこで挑戦してほしいのが、舌を天井に突き出すトレーニングです。顔を天井に向け、3秒舌を突き出して舌を戻すという動きをするとかなり、舌がつかれることに気付きます。このトレーニングをすることで、舌の筋肉を意識して使えるようになりますので、頑張ってみましょう。

唇を筋トレする

発音するときは舌の動かし方とあわせ、唇の動かし方が重要になります。そこで普段から口角を上げるトレーニングをしてみましょう。マスクをつけている機会が多い時期ですので、いつでも挑戦できます。

自宅であれば、横にした割りばしを口に加えるという方法もあります。口角をあげるよりもきついトレーニングですが、口周りの筋肉が刺激され、滑舌を良くする効果が期待できます。

母音だけで話す

日本語は母音の発音が正しくなければ、他の発音もあいまいに聞こえてしまいます。そこで全ての会話を母音のみで発音する「母音法」というトレーニングが効果的です。例えば「失礼します」であれば「いうえいいあいあう」となります。このトレーニングを行うことで、母音の正しい発音を意識することができるしょう。

電話のストレスを減らすなら電話代行を使おう

滑舌を気にされている方にとって、電話業務はなるだけ避け、メールやチャットで済ませたいと感じていることもあるでしょう。そもそも電話は、本来の仕事の手を止めて対応する必要があります。1日に何本もの電話に対応するのは、業務効率を悪化させているかもしれません。

そこで導入してほしいのが電話代行です。電話代行は、企業の電話を代行してくれる外注サービスとなっています。電話のプロフェッショナルが、会話をスムーズにすすめてくれますので、電話のストレスを軽減し、業務効率化を支援します。

まとめ

滑舌が悪いと感じている方は、話すのが苦手になっている方もいるでしょう。しかし滑舌の悪さには原因があり、訓練することで苦手意識を克服できる可能性があります。滑舌が改善できれば自信を持ったコミュニケーションをとることができるでしょう。

電話業務の負担を軽減したい、もっと効率的に処理したい方であれば、電話代行の導入をおすすめします。電話代行のなかでもスマートデスクは、コールセンターの経験を活かし、独自審査をクリアしたオペレーターが電話業務を代行します。またコストパフォーマンスの良さも魅力ですから、気になる方はぜひスマートデスクにお問い合わせください。

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